世の中の働き方改革。ドライブしていないように見えるのはなぜ?
こんにちは、「1MapMeeting」共同発起人のひとり、nicoです。
0期から始まった本活動も、勉強会も含め5ヶ月で4回のイベント開催と、ようやく本格的になってまいりました。
多くの方にご参加いただいております。本当にありがとうございます。
前回の投稿では、1MapMeetingそのものの成り立ち(なれそめ)について語らせていただきましたが、今回は「なぜnicoが共感したのか?」について、深掘りしていきたいと思います。
私がその分野に身を置いているからなのか、「働き方改革」という言葉を聞かない日はありません。
2017年流行語大賞でも、30語にノミネートされながら、一部の書評では「まだまだ定着していない」なんてコメントもありました。
みなさんはどう思いますでしょうか?
私は日々のニュースから、多くの企業が自分たちの特性を活かした様々な人事制度を「始める」という形で公表されていることを目にします。
テレワーク、短時間勤務、フレックスタイム。
個人的に目立つのは「テレワーク」の制度対象範囲が非正規雇用まで広がるケースでした。
これらの取り組みについては、私もとても賛成ですし、いろいろと取り組まれる企業は素晴らしいと思います。
その発表された制度がどのように「活用され」、従業員・組織全体の「働き方が変わって」いっているのか。(進行形)そのニュースを目にすることは少ないような気がします。
ここで一つ仮説を立ててみました。
「もっと身近で当たり前なことから変えることが、きっかけとして大事なのではないだろうか」
マサと話を重ねる中で、自分たちができるマインドマップのスキルを使って、改革を進められるのはどんなものなのか。
個人の思考の整理ができるなら、チーム・プロジェクト・組織の思考の整理もできるんじゃないだろうか。
いろんな「単位」があるけれど、どのような企業体にも、ひいては家族に対してもあるものってなんだろう。
そうだ。会議だ。話し合いだ。
会議って、たくさんある。自分の業務上のスケジュールを見直したとき、週40時間のうちで半分以上が会議になることもしばしばある。
それらはすべて自分がメインメンバーで出る必要があるものだが、その確保した時間は、すべて「密度が濃く」「意思決定や事後のアクションが決まるものになっている」のだろうか。
なることもあるし、ならないこともある。
だがそれをすべて「決まるものになる」にしていくこと、また、「決めるためのプロセスを作ること」によって、身近な会議が「良質なものに変わっていく」ことができるのではないか。
そう考えついた結果が、「1MapMeeting」という名のついた、本活動の開催につながったのではないかと思います。
「実践すること」を前提とし、「日々の会議を変えていくことで、組織・従業員のQOL向上の実現」を目標とした1MapMeeting。
これからも同志と出会い、半径5メートルの中の身近な会議を変えていく。
そんな活動を、今後も続けていきます。
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