世の中の会議を変える活動「1MapMeeting」プロジェクトがスタート。
2018年8月29日、二子玉川ライズ8階にある、オープンイノベーションのための共創スペース「カタリストBA」にて、記念すべき第一回目の「1MapMeeting」イベントが開催されました。
「1MapMeeting」は手法ではなく、世の中の「会議」をイノベーションするプロジェクトですから、私たちが提供するものは、講座ではなく実践コミュニティです。
今回のイベントは、facebookに用意した秘密のグループに入っていただく前に実施する「導入プログラム」のプロトタイプ(開発中のもの)体験です。
プロトタイプ体験とはいえ、終了後には、コミュニティに入って日々実践してもらうことがイベントの参加条件でした(課題の提出が必要)。
よくある勉強会や講座に比べて参加のハードルを高くしていますが、当日は7名の方に参加していただきました。
イベント終了後の懇親会はもちろん全員参加!
様々な職種の方が参加され、会議事情も様々。お堅い業界の方の話ではいまだに会議で紙を配る文化だそうです。
みなさん意識の高い方ばかりで、すぐにでも実践してみたいという様子でした。
数日後、さっそく職場で実践された方からレポートが届きましたので感想を一部ご紹介いたします。
「職場で実践した際、体験してもらった女性からは『すごくスッキリしました。私も使って見たいです』というお話をいただきました。」
レポートからは試行錯誤しつつも、実践を続けていきたいという思いが伝わってきました。
実践コミュニティではお互いの実践知を共有しながら、みんなでスキルアップを目指していけたらと考えています。
フォトレポート
ここからは、写真とともにレポートします。
概要説明と発起人による自己紹介の後、参加者同士でもマップを使った自己紹介。
たった10本のブランチ(マインドマップ用語)でかかれたキーワードだけでも、その人となりを何となく知ることができます。「1MapMeeting」では、発表は1分、発言は1分以内にこだわっています。
「1MapMeeting」では、マインドマップのかき方も練習します。短時間で1テーマ。没頭したらあっという間の時間だったようです。
みなさんとてもきれいなマップをかかれていました。「1MapMeeting」で使うのは、マインドマップの中でも、色やイメージを多用しないシンプルなもの。正式には「ミニ・マインドマップ」と呼ばれているものです。この「ミニ・マインドマップ」を会議に活用します。
マインドマップの基礎を学んだ後は、「1MapMeeting」スタイルの会議を実際に体験していただきました。
この模擬会議は、新しい会議のスタイルに可能性を感じてもらう必要があるとても重要なフェーズ。
ファシリテーターを担当したnicoは、模擬会議とはいえ、やや緊張しながらも真剣に参加者から意見を引き出していました。
続いて参加者による実践です。
模擬会議を体験して、自分なりに解釈した方法で、早速実践。発言が弾んでいる様子が伺えます。
この新しい会議のやり方は、「ファシリテーション」のスキルも要求されるため、やってみると意外に難しいことが分かります。
それでも、明日から使える最小限のやり方はお伝えしております。導入プログラムに参加された方には、とにかく早く職場などで実践するようにと伝えています。
人は時間が経てば経つほど、学んだことを忘れてしまいます。なんでもそうですが、講座中は講師の方がガイドをしているので、できるようになった気がするものですが、いざやってみると1から自分で考える必要があり、面倒だと思ってついつい後回しにしていると、講座を受ける前の状態にすぐ戻ってしまうのはよくあること。
1期開催に向けて
今回は「0期」ということで、まだ粗削りなプログラムを体験していただきましたが、参加した方の反応をみていると、「1MapMeeting」の可能性は感じていただけた様子。
と同時に、プログラムの改善の方向性も見えてきました。
「1MapMeeting」プロジェクトは、仲間と共に実践しながら一緒に成長していく、非営利成長型コミュニティを目指しています。
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